未来になにか、いつか

未来になにか、いつか救いがあると思って努力するかぎり
現在のもっとも簡単な解決策に気づかない。

自分という過去になにか自信があると思っているかぎり
現在のもっと悲惨なできごとに気づかない。

努力努力努力
自信自信自信

なぜもっと簡単な
目の前の人と「安心しよう」ということを
はじめられないのだろう

あるいは
目の前の自分の体と対話しよう
ということをはじめられないのだろう

それはたぶんお互い
人と人にせよ
自分と体にせよ
ほんとうに安心することなど
絶対にない
と、はなから思っているからだ

実はものすごく
暗い信念が人を支えている
絶対に幸せにはなれない
という信念
それは別に誰に与えられたものでもない

それはいつからなのだろうか?

実はもっと慌てなくてはいけない、いや、いけないなどと頭が思うより先に
体が動くような別のことがあるのかもしれないのに

現実に向かうのが怖いからいつも逃げている
そこがもっとも人間の愛らしいところなのかもしれない

必要なのは休息だ。ほんとうの休息。
それは時間と関係がない。
一瞬でもほんとうに休息がもてればすべてが変わる
そういうものを
いつも音楽が教えている

怖い怖い!
と叫びながら
叫ぶのが怖いから
暗い信念をもっているのだ
と、
それに気づくひと時が
ほんとうに重要だ
誰かのためでなく
自分のためですらなく、

まず、いまこの瞬間のために

2019.9.7

2019-09-07 | Posted in EssayNo Comments » 

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